教科書検定課がまとめたこの文章によると、侵略を進出にしたこと、南京事件の原因があいまいにされていることなどは「それぞれしかるべき理由があって検定された結果である。」こう書いてある。 南京の大虐殺というのは認めますか。「検定において、日本の「侵略」行為を極力薄めたり、歴史を改ざんしようとするようなことはありえないことである。」こう言っていながら、そういう事実については認めたがっていないわけです。
○三角政府委員 これは教科書検定課ないしは教科書管理課で担当しておりませんので、盲学校の方の担当の特殊教育課の方でやっておりますものですから、いまちょっと正確な知識を持ち合わせてないので、いま問い合わせます。
第二点の原発問題につきましての意見を参考として文部省から教科書発行会社に伝えたということにつきましては、これは教科書検定課という一つの組織として、随時各会社にあるいは来省を求め、あるいは会社側が他の用務で来省をしたついでの際を利用して伝えたものでございまして、だれがいつということにつきましてはお答えをいたしかねるというふうに思っておる次第でございます。
○鈴木(勲)政府委員 お尋ねの件でございますが、けさ大臣が記者会見の冒頭におきまして記者に申し上げましたのは、過般の教科書会社の日教組の公開質問状に対します回答につきまして、文部記者会におきまして会見をいたしました際に、教科書検定課の課員が不用意にもその記者会見の部屋にいたということによりまして、記者会の方から文部大臣に抗議がございまして、それについて大臣が遺憾であるというお話をしたわけでございまして
その際、検定の申請がありました場合、文部大臣は、受理いたしました原稿をまず教科書検定課のほうで受け付けて下調査をいたしますと同時に、文部省にございます検定審議会に諮問いたします。それで、審議会は文部大臣から諮問を受けました原稿を調査員、文部省の調査官のほかに学校の先生方が中心でございますが、調査員制度をつくっておりまして、調査員にも送付してその調査をさせる。